債務整理とは？
数年前まで、ほとんど聞く事もなかったのですが「債務整理」と言う言葉を最近はよく耳にするようになりましたね。一般的には、借金問題の解決方法になります。では、どう言った手続きがあるかを説明しますと、大きく分けて２通りの方法があります。まず「裁判所」を介在しての「自己破産」や「民事（個人）再生」や「特定調停」があり、一方には、「任意整理」と言う任意での和解交渉があります。
手続きの詳細内容は、それぞれご説明しますが、債務整理の本来の役割は、大きな負債を負ってしまった者が一刻も早く生活の再建をすることです。 その為には、多重債務（借金が増大し支払い困難状態）から抜け出す事が重要課題で、約定（契約時）返済が困難になってくれば、今日からでもご家庭の収入・支出を見直した上で、しっかりと管理する必要があります。
まず、家計全体の収入から生活費（住居費・食費・光熱費など）を差し引き、余剰の３０－４０％で３６カ月（分割返済は３年が基本です）の合計額がそれぞれのご家庭の支払い能力です。仮に、全体収入５０万円、生活費３７万円とした場合、余剰は１３万円となり、支払い能力は１６３万円（３５％計算）となります。
このように計算をした上で、支払い能力を把握し、ご自身に相応しい手続きを選択するべきだと思います。
当センターには、一般家庭の家計について診断と指導の出来るアドバイザーが多数在籍していますので、ご遠慮なくお声がけ下さい。
債務整理で生活再建を・・
債務整理は、借金を抱えた方がどのような手続きを取りたいかではなく、 「支払いたい」と望みながらも、現実支払い不能であれば「自己破産」を選択するべきですし、無理は禁物です。本来の 生活再建を見失わなければ、誤った選択をする事はないでしょう。
大切な生活再建の手段として整備されてきた「債務整理」をよく理解していただき、一刻も早く本来の生活を取り戻して 欲しいと願うばかりです。月々の支払いが困難になれば・・困難になりそうであれば・・早めに相談し、解決の方法を 理解した上で、気持を切り替え前を向いて進んで欲しいと思います。
当サイトを運営している特定非営利活動法人 消費者サポートセンター大阪では、皆さんの現在の状況を詳しくお聞きした上で、最も適していると思われる手続きを提案しています。また、手続きを行う際のアドバイスや家計状況や今後の生活のアドバイスも行っています。
私どもが行う相談やアドバイスは全て無料ですので安心して頼って下さい。
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